奨学金の返済が出来ない?現在の実態とは

奨学金とは、大学進学に必要な学費や生活費を支援してくれる制度です。
大学生の2人に1人が借りているのが現状です。
大学卒業後に返還する「貸与」型と、返還の必要がない「給付」型があります。
多くの方はこの『貸与型』で借りていると思います。
なので奨学金は、必ず返さなければならない「借金」なのです。

奨学金の返済を滞納している人って結構いるんです

私もニュース番組などで見たことがありますが、世帯収入の伸び悩みや授業料の値上がりなどの原因か、2017年で平均借入額が220万円。
返済滞納者がおよそ33万人。滞納額は880億円にもなるそうです。。
滞納者結構いるんですね。
社会問題として、取り上げられるのも分かります。

次項>> 奨学金返済の滞納が続くとこうなる!

学校を卒業して社会人になっても返済で苦労している

なんでみんな大学で学ばせてもらったのに、返済しないのかなって疑問に思ったのですが、返済率の低い大学は地方が多く、地方の会社に就職すると都会よりも収入が低いため、生活するのに精一杯で返済まで手が回らない人が多いのが現状だそうです。
なので"返さない"のではなく"返せない"のです。

他にも支払いがある(家賃、公共料金、クレジットカード等)

大卒の初任給は平均で20万前後。手取りだと約16万です。
1人暮らししているとなると、月に家賃、公共料金、食費、日用品等の雑費、通信費、保険代、交際費。

年に数回、医療費、衣服代、美容代とかかってくると思います。
そして田舎の方になると車は必須です。
車のローン、保険。
これらを支払わなければまず生きていけないので、必要経費です。
そうするといくら残りますか。。
2万円残るか残らないかですね。
それを奨学金の支払いに回すとなると貯金もできません。

水商売などでバイトをしている人が多数いる

女の子は時給の高い水商売をして、奨学金を返している人も多いです。
私の友達も何人か働いていました。
定職があってもそれだけでは収入が足りず、ダブルワークで性風俗産業に身を落とす女性の数は、年々増加傾向にあります。
水商売、性風俗産業においては偏見の目で見る方も多いです。
働いている女の子も好きでやっている子よりはお金の為に仕方なくっていう子が多い気がします。
勉強するために支払うお金を返済するのに、水商売をしているってあまり胸を張って言えることではないのかもしれません。

奨学金返済の滞納や延滞が続くとどうなる?

奨学金を借りると毎月の支払いが待っています。
計画的な返済計画を立てないと毎月の返済が滞ってしまう事になります。
この毎月の返済が遅れてしまうとどうなってしまうのでしょうか?

銀行からの引き落としを忘れていたなどの理由ですぐに支払いを行えばなんら問題ありません。
しかし、支払いが出来ず滞納や延滞が続いてしまうと督促の電話が掛ってくるようになります。
もちろんすぐに支払いを行えば問題ないのですが、督促の電話を無視する人がたくさんいます。

この督促電話は色んな番号から掛ってくる場合があります。
知らない番号からの着信だから無視や放置をしているという人もたくさんいるようです。

しかし督促電話の無視や放置を続けてしまうと面倒な事になってしまうので注が必要です。

奨学金返済の督促を無視や放置を続けるとこうなる!